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１９９９年１月３０日深夜。
我が家にキーボードがやってまいりました！
と言ってもコンピューターのじゃなくて、７６弦のシンセサイザーの事であります。
ずっしり重くて大変リッパなキーボード。惚れ惚れしちゃいます。
（ちなみにKORG（コルグ）はシンセサイザーのメーカー名です）
私はず～～～っと欲しかったんですよぉ。
ピアノ弾きたかったんですよぉ。
別に上手くはないんですけど、趣味としてね。
「ず～～～っと欲しかった」のには長い長い歴史がありまして、
まずは小学１年生くらいの時に、オルガン（昔ナツカシのヤツ）を買ってもらって
オルガン教室なるものに姉と二人で１年くらい通っところで転勤の為にお引っ越し。
引っ越し先ではオルガン教室がなくてピアノ教室に通ったのですが
住まいは狭い団地な上にコドモが３人もいるので、
当然高くてうるさいピアノは買ってもらえず。
（じゃぁなんで習わせたんだろう・・・＞親＾＾；）
家では弦も軽くてキーボードの数も少ないオルガンで練習して
教室でだけピアノを弾くことになったのですが、これだといつまでたっても上手くならず。
しかも教室の先生の好意なのかノルマなのか
「ピアノお買いになったら？？」という攻撃が激しく、
あんまり先生と合わなかったこともあって、確か２年も通わずに辞めてしまいました。
そこまででレベルとしてはバイエル（ピアノの基本教本の事）まで。
その後は、クラシックギター教室にちょびっと通い。
そこでまたお引っ越しして、その後は吹奏楽のパーカッション（打楽器）が好きになり
中学生の時はずっとパーカッション。
時折、家のオルガンをイタズラにちょこちょこ弾いたりしながらも高校からは部活には入らず
楽器屋のドラムスクールに通ってました。（これまた、あんまり上手くならず）
ただ、高校にはピアノ室というのが何部屋かあって、空いていれば自由に使えたので
そこで友達にちょこっと教わったりしながらソナチネ（バイエルよりちょっと上の教本）
までを独学でマスター。自宅にあるのは相変わらずオルガン。
高校卒業後に幼稚園教諭の専門学校に入ったので、そこでは当然ピアノの授業もありまして
そこで始めて本当の意味でキチンと先生に教わりましたが、
その時も単身赴任で東京にいた父との二人暮しで、今度はオルガンもなく
練習は学校のピアノのみ。
それでもなんとかショパンの「華麗なる大円舞曲」の練習を始めたところで
いろいろ考えて進路変更の為、学校を中退。あれは１９の春。今は２８の冬。（笑）
それ以来、ピアノとの縁はプッツリ途切れたのですが
「いつかキ－ボ－ド買って、趣味で弾きたい！」というのが夢だったのです！！
ちなみに小学生で習っていた時はそんなに好きでもなく、練習もサボリがちでした。
「ないとなると覚えたくなる」んでしょうか？ま、天の邪鬼なヤツとでも言いましょうか。
「来週の課題」とかがなくなったら途端にモクモクと練習してました。
作曲もできないし、コードも楽典の勉強したのに未だにサッパリですが
な～んとなく好きな曲を好きなように弾くのは楽しいです。
楽譜を今までとっておいたカイがありました。
そんな私に「あ。あるよ。いる？？じゃ、今日車で持ってくわ。」と
ポンッとキーボードをくださったアナタはハッキシ言って神様です！！＞なな（＾０＾）
家でも車でもオトコでも好きなものをお返し致します！！
（出世「できたら」だけどねーー♪）
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