リューネブルグ 塩の上に築かれた湯治の町

 交通と経済の面に関していえば、リューネブルクは長距離幹線道路の交点にあって、南北をつなぐ鉄道の中継点にあたり、かつエルベ川支流の運河網に直結する港があります。

 文化的には、この町はリューベックとリガ(ラトヴィアの首都)の間に栄えたレンガ造りの北欧ゴシック様式の町々の一つとして、第一次世界大戦、第二次世界大戦、その他の幾多の戦にも破壊されないで保存されてきた貴重な存在であります。立派な民家・壮大な諸教会を含めて、記念すべき建築物の全体がこの町の看過しえない美しいイメージを形成しています。

 そのような美しい町の中で垢ぬけのした、活気のある音楽・劇場生活が繰り広げられています。さらに二つの単科大学・いくつかの博物館・五百年間にわたる建築様式の変遷のあとが見られるもっとも興味ある市庁舎・中世の古い記録文書を多く保存している公文書保管所・中世の多くの写本を所有している市立図書館なども町の重要な文化生活の要素となっている。

 観光・湯治といった「ホワイト産業」の成長部門において、この町が果たしている役割は「ハイデへの入口」という代々果たしてきた役割にとどまらないで、もっと多岐にわたっている。千年以上の伝統を持つこの町の渋みある魅力は多岐にわたる観光施設において上品なやり方で発揮されている。


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