リューネブルグ 塩の上に築かれた湯治の町

 ゆったりとした公園の中に建てられた保養センターはここで療養生活を送る人たちだけでなくて、日帰りの行楽客にも大いに歓迎されている。すでに公然と気晴らしと保養のオアシスとして認められているこの保養センターは、次のような広範囲にわたる可能性を一手に提供しています。

 すなわちそれは健康に効き目のある自然海水を使った人工波動プール・泥湿布・人工太陽照射・身体障害者のための塩水プール・屋内プール・サウナ等です。 そしてこのセンターがとりわけ乾癬・リューマチ・坐骨神経痛・呼吸器官系の病気に対して成功を収めていることは強調しておいてよいと思います。

 また公園のGradierwerk(小枝で出来た壁に上から塩水を垂らして散布し塩気を含んだ気体(空気)を生み出す施設)において、私たちは「海風」を楽しむことが出来ます。

 ドイツで最古のもっとも密度の高いこの自然塩水は、1リットルあたり231グラム余りの塩分と、命にとって重要な臭素・ヨード・硼素・鉄分などの要素を含んでいます。

 また、650年にわたる経験のおかげで、この保養センターが塩水を適当に薄めてここの治療に必要な分量と理想的な温度を獲得できるという事は特に重要です。

 しかしながら人里離れた人気のないところに建てられた通常の多くのサナトリウムとは異なり、リューネブルクの保養センターは町からは孤立してはいないのです。憩いのための避難所としてもまたこのセンターは脈動する市民生活と深く結ばれています。


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